対策立てるその前に・・・。

こんばんはジャイアンです。
トリトン水質検査の結果を踏まえて今後の対策を立てていく訳ですが、先ずはその前に現在の状況がどんな管理、飼育環境で成り立っているのかを確認しなければなりません。

ご来店頂いた方にはわかると思いますが、当店のシステムは極シンプル・・・。



スキマー、Caリアクター、メディアリアクターこれだけです・・・当店の基準に合わせたスペックの、基本的な器材の使用のみでの維持になっています。まぁ・・・この基準っていうのが厄介なんですけどね・・・考え方としてはより多くの方が楽に飼える最低限の仕様という事ですね。
人工海水はレッドシーソルトとコーラルプロソルトの合わせ使い・・・混ぜることに関しては別に問題があるとは思いませんが、これも考え方はそれぞれかと・・・単純な話をすればよいスペックの物を使いたいけどコストがかかりすぎるから混ぜようかみたいな感じですね。
以前、使用していたヴィーソルトから変更した理由は在庫が長期化する傾向の中で、パラメーターの揺らぎが大きくなったからで、それを補うための添加が難しいなら、コスト高でも別の方法を選んだという事です。
多くのパラメータの中で注意しているのは必要量の多い部分だけです、KH、Ca、Mg、K、Sr,Iは最低限レンジの中にはめておきたいと思って添加剤を使用しています。アミノ酸やサンゴフードは過剰に使用しなければ有効だと思っていますが、これも考えは様々かと思います。
吸着剤はカーボンとアルミ系のリン酸吸着剤をメディアリアクターに入れて使用しています。メディアリアクターは吸着剤の効果が上がる反面、取られ過ぎてしまう元素もあるという事が今回の検査でも明らかになっていますが、メリットの方が多いと考えて今後も使用を継続していきます。

水槽のシステムや日々使用している用品はこれくらいです、機材や用品は各社からいろいろな商品が出ていますが、目的や用途に合わせてどうやって使用するかが大切になります、SNSでの情報が得やすくなって、この商品が良いという偏った指向が作られがちですが何を使うかより何をしたいのか、どうやって使うのかを考えなければなりません。用途に合わず、使用法がいい加減なら効果は同じにはなりませんから・・・ネット上の評価とはそれほど曖昧だとも言えますよね。

現状を把握できたところで問題点への対処となりますが、長くなりましたので続きはまた明日に（笑）お店に来ていただければ、水槽を見ながらこんな事をお話しさせて頂いています。実際に来ることで得られる情報を考えると、やっぱりご来店頂くのが一番ですね（笑）